■ 旅する時に悩む貴重品[パスポート]の身に着け方を伝授!
■ 今はまだ旅に出られないけど、準備だけでもしておきたいひとは必読!
世界51か国を巡ってきた私ROCKが、世界の魅力をあなたにお届けするブログ「ログROCK」
海外をバックパッカーとして旅をしていた経験を話すと多くの人から
そう聞かれることがあります。
1年間旅をしてきたなかでお金をスラれたのは1回だけ。
それはちょっとした事情があったわけです。
実はタイに滞在中、宿で知り合った大学生と一緒に風俗街で飲みに行ったら、ポケットに入れていた財布をスラれました。
しかも、それが厳つい体格のおかまちゃん3人組・・・。
旅をしていると例えば観光名所で、ものすごい人混みの中をもみくちゃにされたり移動する乗り物でぎゅうぎゅう詰め状態だったり
あるいは、街を散策していると突然後ろからそっと・・・。
けっこうスラれてもおかしくない状況というのは、旅をしていると必ず遭遇するものです。
しかも海外のスリは平気で刃物を使ってカバンに切り込みを入れたりしてくるのでその刃物が自分のカラダに向けられたらと思うとぞっとしますよね・・・。
そこで、今回は私が1年間の旅のなかで、常に携帯する必要のある
①財布
②パスポート
この2大貴重品をどこにしまうのがBESTなのかご紹介しようと思います。
①貴重品はパスポートホルダーをベルトにくくってズボンの中へ
②自分の危機管理を徹底して、トラブルに巻き込まれにくい工夫を
③襲われたり、命の危機に脅かされる状況では、抵抗せずに貴重品を差し出すこと
(いのちが一番大切です)
もくじ
貴重品はパンツの中にしまえ!
ここで質問ですが、みなさんはパスポートやクレジットカードを入れた財布などの貴重品をどこにしまったら、安全だと思いますか?
一般的には、リュックの一番奥に入れる、とか
ショルダーバックに入れて、カバンを前面に持ってくる、とか。
日本で外出している時と同じような振る舞いは大変危険です!
スリは「やりやすい」旅行者を絶えず狙っています。
特に日本人は「やりやすい」部類に残念ながらランクインされているようです。
最低限、自衛策として「リュックのジッパー+南京錠」を付けて簡単に取られないようにしたいところ。
そうするとそれはそれで、いざという時すぐに開けられないので、大変面倒です・・・。
海外を旅していると、パスポートを提示しないといけない場面は非常に多いです。例:ホテル・駅のチケット購入・空港・散策中に警察官から。
私も旅の準備中、いったいどこに閉まったらいざという時すぐにパスポートを出せて散策中や寝ているときに盗まれにくいのだろうか・・・。
そう考えていたら、ひらめきました。
そうだ、パンツの中に入れよう!
・・・。
言っておきますが、これは素晴らしい方法なんです。(もう少しこのままお付き合い下さい・・)
正しく言うと、男性であればトランクスやボクサーブリーフのサイド部分。
パンツと地肌の間に挟むんです。
ですが、このままだと当然ですが、ずり落ちてしまいます。
そこで、こういった商品を私は使っていました。
◆パスポートネックホルダー👇
そして、このホルダーを使って固定させるのです。
やりかたはこちら。
① ネックホルダーの首かけひも部分をズボンベルトの金属棒に引っ掛ける
② そのままベルトをした状態にしてから、ホルダーをパンツと地肌の間に挟む
(長時間挟んでいると肌が痛くなるので、パンツとズボンの間に挟む方が良いかもしれません)
こうして貴重品を密着して装備することで、安心して携帯でき、支払いやパスポート提示でもスッと取り出せるので、理に適っている方法です。
ただこの方法、問題があるとすれば
暑い国を旅する時は、ホルダーが汗を吸い込んでパスポートが若干萎れます・・^^;
また、ホルダーの素材によっては、地肌につけていると違和感を常に感じるかもしれません。
しかし、このようなパスポートホルダーは非常に便利です。
もしもアナタが街の散策後、ホステルでシャワーに入ろうとする場合、例えば防水性のホルダーに入れ替えてそのままシャワーを浴びる方法がとれます。
シャワーにまで持って行くのを、やり過ぎでは?と思う方もいるかもしれません。
ですが、どこの誰ともわからない人達と一緒の部屋で寝泊まりするホステルでは、危機管理をしっかりした方が良いのです。
パスポートホルダーは、旅行グッズを取り扱っているお店で1,000円程度で購入出来るので旅に出る前に用意することをおススメします。
海外を旅して一番気を付けないといけないことは「自分のいのち」を守ること
まずは、自分の存在を海外で証明する【パスポート】と旅の活動資金を卸す【カード】
この2つは可能な限り守っていかなければなりません。
カード類は盗難・紛失にあった場合、まずはカード使用の差し止めを行います。
現地の警察に届け出を出しカード会社と電話でやり取りをしたあとで、再発行をするまで現地で待つパターンが一般的です。
パスポートの紛失・盗難は、最寄りの日本大使館で再発行の手続きを踏む現地の警察に届け出の提出をおこない、再発行されるまでしばらく現地で待つ必要があります。
どちらにせよ、せっかくの楽しい旅に暗雲が立ち込めてしまうことになるのは悲しいことです。
普段から、自分の工夫1つで避けるようにすることをおススメします。
ただ、ここでもっとも強く言いたいのは
もしも襲われたら、抵抗せずに貴重品を渡してください!
なによりも一番大切なモノはアナタの命そのものです。
最悪パスポートやカードなどは、上記のように再発行できますが傷つけられたり、殺されたりしてしまっては、取返しがつきません。
日頃から安全意識・危機管理をもって無事に日本へ帰ってくる。
それが、海外を旅するときにとても必要なことなのです。
まとめ
①貴重品はパスポートホルダーをベルトにくくってズボンの中へ
②自分の危機管理を徹底して、トラブルに巻き込まれにくい工夫を
③襲われたり、命の危機に脅かされる状況では、抵抗せずに貴重品を差し出すこと(いのちが一番大切です)
旅をしていると、ついつい新しい景色や文化の刺激にテンションがあがってしまい
危機管理が緩む場面が多々あります。
そしてそういう時に限って、狙ったかのようなタイミングでトラブルに巻き込まれるパターンが多いのです。
そこは「日本では無い」という意識。
どんなに小汚いかっこうで街を歩いていても、アナタははるばる日本から来た旅行者。
現地の方からしたら、海外旅行をしている時点で大金持ちの部類です。
最初のうちは警戒心バリバリで、ひどく疲れる旅になると思いますがそれで良いのです。
そのうち、力の抜きどころも心得てきて、安全にそして楽しく旅を出来ていることでしょう。
ぜひ、みなさんもしっかりと危機管理を持ったうえで、海外の面白さを堪能してみてください!
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。ロックでした。