・東京から四国へ行くならどの手段が良いかわかる
・クルマ持ってないけど、快適に巡れる方法がわかる
いつかは行ってみたいと思うけれど、なかなか行くまでの手間がかかる四国旅。
私 ROCKは1年前の2020年夏に「Go Toトラベル」を利用して四国へ行ってきました。
各観光スポットで撮影・掲載許可を得ながら巡ること10日間の取材旅。
この記事では、実際にROCKが四国一周取材旅をしてきた経験を踏まえて
東京から四国へのアクセス方法を比較したうえでおススメを解説していきます。
この記事を読めば、四国へのアクセスで一番オトクな手段を知ることができます!
ぜひ、連休を利用して四国ひとり旅を楽しんでみてください!
① 東京方面なら「飛行機」で向かうのが最も早くて新幹線よりオトク!
② 観光のスタートは香川県から始めるのがおススメ
③ 各県を巡るなら「長距離バス」で安く快適に巡ろう
もくじ
東京から四国へ:4つの手段を比較すると飛行機がおススメ!
その理由を踏まえて、👇の表で四国へのアクセス方法をまとめてみました。
新幹線+特急 | 長距離バス | フェリー | 飛行機 | |
---|---|---|---|---|
提供 | JR | KOTOBUS EXPRESS | 東久フェリー | ジェットスター |
特徴 | ・快適 ・わりと早く着く | ・寝たら着く ・乗り換え無し | ・快適に過ごせる ・船上で一泊 | ・最短で行ける ・疲労も軽度 |
料金 | 大人1人: 17,500円~ | 大人1人: 6,000円~ | 大人1人: 12,510円~ ※相部屋仕様 個室希望の場合 別途+10,000円~ | 高松:5,000円 松山:7,800円 (一例) |
所要時間 | 片道約4時間 ※高松駅着の場合 | 片道約10時間 ※徳島駅着の場合 | 片道約14時間 | 片道約2時間 ※高松空港着の場合 |
デメリット | 乗り換えが面倒 | 体が辛くなる 可能性大 | 港までがアクセス難 | 空港までが面倒 |
備考 | 岡山途中下車 乗り換え | 香川or徳島で 下車可能 | 徳島沖洲港着13:05 徳島駅行路線バス 13:20or13:55 | 成田空港での発着 |
向いている人 | 急に行くことを 決めたひと | ひと眠りして 着きたいひと | 船旅派のひと | すべてのひとに |
東京から行く場合、4つの手段があります。
安い!早い!ラク! = 飛行機
空港手続きがめんどう! = 電車
眠ったら着いてほしい! = 長距離バス
旅と言ったら雰囲気だ! = フェリー
飛行機:費用・早さ・快適さで1番!
飛行機はLCC(格安航空)を使うことが前提。
四国はANAのような正規航空も運航してますが、掛かる費用は雲泥の差。
金額の点からジェットスター一択が正解。
飛行機のフライト時間が短時間ならLCCのサービスでも耐えられると考えます。
ただ、やはり正規航空の方がサービスが良いのでどちらが自分にとって優先するかご判断ください。
新幹線:早さ・快適さ◎だけど「料金高め」
新幹線を使うメリットですがこの辺りになります👇
・手軽で快適
・そこそこ早く四国に着くことができる
・ネット予約など不要で行きたい時に行ける
乗り継ぎが必要ですがかかる時間はおよそ4時間程度、十分早く着きます。
飛行機と違って空港での面倒な手荷物検査をしなくて良いのがメリット。
新幹線「のぞみ」の博多行きを乗ると乗り換え地点の岡山まで一本で行けます。
のぞみも大阪行き止まりがあるので、その場合は「さくら」に乗り換えが発生しますので注意。
岡山駅まで着いたらJR瀬戸大橋線に乗り換え
岡山駅下車で、JR瀬戸大橋線に乗り換えましょう。
たとえば岡山駅 ↔ 高松駅までなら片道40-50分で到着できます。
高松方面の電車は2種類【快速】と【特急】があります。
快速「マリンライナー」 | 特急「しおかぜ」 | |
---|---|---|
注意点 | 香川・高松駅が目的ならこちら | 愛媛・松山行きになる 高松目的なら【宇多津】で乗り換え |
岡山駅からは愛媛県の県庁所在地:松山市へも1本で行くことが可能。
自分が最初に行きたいのは香川か愛媛か?で決めましょう。
長距離バス:「時間がかかる」けど安さと乗り換え無しで快適
バスのメリットは『寝ている間に四国まで着く』ということ。
東京から四国【香川・徳島】を目的地とした長距離バスが運行しています。
かかる時間は徳島駅まででおよそ10時間。
到着日の前日夜に出発するので、バスの中で寝ているだけで目的地へ着いてくれます。
飛行機や新幹線のように目的地まで早く着けませんが
という方には、非常にハマる手段だといえるでしょう。
四国行きのバスを運行しているのが「KOTOBUS EXPRESS」
東京駅と有楽町駅の間にある「鍜治橋駐車場」から乗車する形になります。
千葉県民の方なら、TDLから乗車可能なので使い勝手は良いといえます。
フェリー:旅情感はバツグン!思い出になるかも?
なんて疑問を持たれる方もいるのでは?
知っている方は知っている手段のひとつ「フェリー」
東京の有明港から毎日1便運行する「オーシャン東九フェリー」は東京⇆徳島⇆福岡(門司港)まで向かいます。
東京から徳島まで前日の夕方に出港しおよそ14時間で徳島市・冲洲港に到着です。
翌日昼過ぎの1時頃に着くので、その足で徳島駅まで移動すれば、半日は観光が可能。
長距離バスと違って、自由に行動できる船上での一泊なので疲労度は抑えられます。
オーシャン東九フェリーには、大浴場があるので仕事終わりの金曜日に飛び乗って、オーシャンビューの大浴場で体を洗い清潔なベッドでしっかり睡眠をとる。
翌日の土曜日昼から徳島をガッツリ観光が可能です。
問題は、目的地に着くまで時間がかかり過ぎること。
土日の弾丸旅行には向いていません。
1週間以上の休みがある時に使ってみるのが良いでしょう。
▽徳島港から徳島駅までのバス時刻表▽
安い!早い!ラク! = 飛行機
空港とか手続きめんどい! = 電車
仕事終わりに仮眠したい! = 長距離バス
旅と言ったら雰囲気だ! = フェリー
四国一周なら香川県スタートがオススメ
四国はお互いの県庁所在地まで、4〜5時間の移動で行くことができる距離にあります(後述のバス利用)
という方以外、例えば2県・もしくは四国一周する予定の方を対象に行きと帰りを同じ空港にするよりも、最後に巡る予定の県から東京へ帰る方が断然ラク。
私の場合は香川→徳島→高知を巡って、愛媛/松山の道後温泉で旅の疲れを癒してから東京/羽田に戻ってきました。
最後に松山の道後温泉に入ってからの順番で良かったと痛感しています。
これから四国を一周する計画を考えている方でしたら
「香川県/高松スタート → 徳島 → 高知 → 愛媛/松山で温泉に入って東京へ」
という順番で巡るのはいかがでしょう。
最後に旅の疲れを道後温泉で癒すルートなら、満足度が高いですよ。
鉄道VSバス:四国内の移動にはバスが便利
そういう場合にとれる選択肢は【鉄道】か【バス】の2択。
電車 | 高速バス | |
---|---|---|
特徴 | ・バスより早く着く ・遅延しにくい | ・乗り換え無し ・交通費が安い |
料金 | 高い ※高松~徳島間 1人 2,670円 | 安い ※高松~徳島間 1人 2,150円 |
所要時間 | 片道約1時間 | 片道約1時間30分 |
デメリット | ・乗り換えの発生 ・交通費が高い | ・渋滞で遅れる可能性 |
向いている人 | ・現地の滞在時間を優先 ・バスの予約が面倒 | ・乗り換えが面倒 ・多少到着が遅れても気にしない ・交通費を安く抑えたい |
とは言っても「高速バスでは行き届かない」場所も何か所かあります👇
①徳島:祖谷渓谷へ向かう (バス無し)
②高知~四万十川への行き来に(バスの使い勝手×)
①徳島の祖谷渓谷へ向かう高速バスが見当たりずJR線で訪れました。
※JR駅から祖谷渓谷までは路線バスがあるので、ぜひ利用してみましょう。
②四万十川観光の拠点となるJR「中村駅」と「高知駅」の間で高速バスも運行していますが、1日1本で使い勝手が良くありません・・👇
観光の起点となる各県庁所在地へは長距離バスで1日何本を走っています。
どの区間も2-4時間程度で到着できますので、ぜひ四国周遊にはバスで巡ってみるのがおススメです。
四国は鉄道で一周できるような形になっていますが実際に利用すると結構乗車時間が長く値段もかなり高い。
そのため、各県庁所在地【松山・高松・徳島・高知】を基点に巡る予定でしたら高速バスを利用して移動した方が早くて値段が安く済みます。
例外として「徳島県の祖谷渓谷」や「高知の四万十川観光の起点:中村駅」などは鉄道の方が本数が出ているので、バスを利用する機会は無いでしょう。
まとめると・・・
① 東京方面なら「飛行機」で向かうのが最も早くて新幹線よりオトク!
② 観光のスタートは香川県から始めるのがおススメ
③ 各県を巡るなら「長距離バス」で安く快適に巡ろう
なかなか旅に出にくいこの頃ですが、落ち着いた頃にゆっくり巡ってみることをおススメします。
ROCKでした。