■ 旅する時に持っていくべき持ち物が漏れなく分かります!
■ 今はまだ旅に出られないけど、準備だけでもしておきたいひと
■ 何から準備すれば良いのか分からないひとはぜひ
海外の魅力を発信するブログ「ログROCK」。
今回のテーマは「旅で必要になる持ち物(海外旅行編)」と題してお話しします。
今は世の中的に海外旅行はし難い状態。
ですが、近いうちにまた私たちが外国へ旅をしに行ける時代に戻るはずだと信じています。
「もう旅に出たくて我慢できない!」ひとはもちろん
「いつかのために調べておきたい」
そんなひとも本記事を参考にして頂けたら嬉しいです。
※他にも「持ち物:推奨編」「持ち物:目的別」などシリーズで更新していく予定です。
〇 海外旅でぜったい必要になるものは6つ
[お金]
[パスポート]
[航空券]
[クレジットカード]
[海外旅行保険]
[ワクチン予防接種]
〇 とくにクレジットカードはメイン+サブの2枚を用意
〇 渡航先によっては、必ず予防接種を受けておくこと
もくじ
海外旅行でぜったいに必要な物はコレだ![必須]編
という方も多いのが荷物の選定。
この章では「コレが無いと海外へ旅できません!」というモノをまとめて解説していきます。
なお、これら必須品を入れておく「バックパック」などカバンはすでに用意されている前提で話をしていきます。
※まだカバンが決まらないひとは管理人おススメのマウンテントップはいかがでしょうか?
必須品 その①お金(現金)
と思いますが、皆さんは訪れる国のお金と日本のお金だけ用意しようとしていませんか?
51か国巡っていて、とても重要だと感じたのはEU諸国の通貨「ユーロ €」かアメリカの通貨「ドル US$」は別口で持っておくべきということ。
◎ 初めて行く国でも比較的「使用・両替」出来る
◎ 現地通貨が足りない時に使用することも
◎ 日本で容易に入手が可能
◎ 余っても次の旅で使える
平たく言えば、腐ることがなく利便性が高いんですよね。
例えばこれからアナタが行く予定の国がマイナーな場合、日本でその国の通貨を入手しておくことが難しいです。
訪れる国の空港でATMやExchangerから両替をスムーズに出来れば苦労はしないのですが
海外旅は「何が」起こるのか分からない環境。
そんなときに、世界中で通用する可能性の高い「ドル」や「ユーロ」をあらかじめ持っていると安心感が違います。
ヨーロッパ諸国はユーロを導入していない国でもユーロが便利なので、ぜひ。
Tips!:財布は2つ用意しよう
海外を旅していて食べ歩きや市場・スーパーでの買い物、レストランでの食事などなど・・・。
いろんな場面でお金を支払う機会があります。
その時に、先ほど卸してきた「旅の資金」すべてが財布からチラチラ見えていたらどうでしょう?
あなたが一生懸命働いて貯めてきたお金を「どこの誰とも知らないひとに」盗られたくないですよね・・・??
そのためには「メチャクチャお金を持っている」ことが知られないように必要最低限のお金(その日使う分)だけ財布に入れておきましょう。
必要以上のお金は貴重品としてバックパックに入れるため「保管用の財布」を用意して隠しましょう。
それか、パスポートを保護する「パスポートホルダー」のなかに分散させるのも1つの方法。
犯罪集団に狙われないように自衛することが何よりも重要です。
管理人ROCKは2019年のミャンマー旅のときに用意した財布が使い勝手が良くて、ふだん使い用に昇格しました👇
耐久性はもちろん、デザイン・機能性も優れていて値段も3,000円程度なので、ガシガシ使える良い商品でした。
Tips!:両替について
日本を出発するまでに全資金を両替するまでは要りませんが、ある程度の外貨は持っておくべきです。
用意するべきは先ほどご説明したアメリカドル(US$)もしくはユーロ(€)。
この記事ではレートなどの解説までは出来ませんが、基本的に銀行か日本の空港で手に入れるパターンが多いでしょう。
日本に居ながら、マイナー国の通貨を入手出来るのが「Exchangers」と呼ばれる両替所。
東京・大阪・京都・北海道など観光都市圏に実店舗もある「Exchangers」。
強みなのが「世界95か国」分の現地通貨と日本円を両替してくれること。
管理人ROCKは2019年の年末にミャンマーを訪れる際、チャットを5,000円分両替しておいたことがあります。
確実にその国へ行くことが決まっているひとは、1度利用してみても良いかもしれませんよ?
必須品 その②パスポート
コレが無いと、海外旅は始まりません。
ただ、ひんぱんに海外へ渡航されるひとなら持っているけど、久しぶりorはじめて渡航される場合は準備が要ります。
多くの国では、海外旅行客を受け入れるために条件を設けています。
それが「パスポートの失効まで3~6か月を切っていない」こと。
すべての国に当てはまるわけではありませんが、たいてい半年以上の有効期限があるパスポートであることを必須としています。
ちなみに、守らないと入国が出来ない場合もあります。
ひさしぶりに海外へ行かれる際は必ず確認しておきましょう!
Tips!:パスポートを発行・更新する場合は?
そもそも、パスポートを作るのにどこへ行けば良いのか?
パスポートは自分が住んでいる都道府県それぞれに発行センターがあります。
<重要!>
▶ パスポートには5年間有効と10年間有効がある
→20歳未満のひとは5年間のみ選択
▶ 自分の住民票がある県でしか作ることが出来ない!
→今住んでいるところに住民票を移していないひとは要注意
▶ 事前に必要書類・お金を用意しよう!
→本人確認証
→戸籍謄本
→住民票の写し
→顔写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なし)
→パスポート作成代
5年有効=11,000円
10年有効=16,000円(いずれも収入印紙にて)
▶ 申請から発行まで約1週間程度かかる!
→出発日直前はぜったいに止めましょう
上記の注意事項を踏まえて準備ができたら、最寄りのパスポートセンターへ!(要チェック)
Tips!:パスポートホルダーは長くきれいに使い続けるならぜったい必要
海外で自分の存在を証明する身分証「パスポート」。
一見するとただの手帳に見えますが、中には個人情報が記録されたICチップが埋め込まれています。
そのため、磁気を発するモノといっしょに保管することはNG。
そのほかにも「折り曲げ」「汚れ」厳禁だったりと、気を使わないといけない貴重品です。
パスポートホルダーはそんなパスポートを「きれいに」「汚すことなく」保管するための重要アイテム。
種類は手帳タイプや長財布タイプ、首掛けタイプとさまざまなものがリリースされています。
管理人的にオススメなのは、首掛けタイプ。
パスポートはまち歩きなど出かける時に持ち歩く必要があります。
首掛けタイプなら首にかけるのはもちろん、ベルトの金具に巻き付けてしまうことも可能。
※管理人ROCKが旅中に実践していたパスポートの持ち運び方法については👇
必須品 その③航空券
今はペーパーレスが進行して、印刷物の航空券を必要とするところは減りました。
今ではスマホひとつでチェックインが出来るようになり大変便利。
スマホで簡単に搭乗出来ますが、日系航空会社では無く「外資系」航空会社に搭乗する場合は念のため搭乗予約画面の印刷をしておくと安心です。
行き(もしくは帰り)のブッキング画面を印刷しておけば、空港で訊ねたりするときにスムーズ。
パッとスマホで表示できれば良いですが、自信がないひとはぜひ。
必須品 その④クレジットカード
海外は日本よりもクレジットカードの使用できるシーンが多く、なかには現金決済出来ないサービスがあります。
また、キャッシング(ATMでお金を引き出すこと)で現地の通貨を手に入れることも出来るので大変便利。
普段クレジットカードを使わないひとにとっては、少々ハードルがあるとは思うものの、旅をきっかけに準備してもらいたいところ。
ただ、クレジットカードは色んなブランドから出ていて、その中でも「国内旅行向け」「海外旅行向け」「普段使い」などシーンごとにおススメなカードが無数にあります。
この記事ではクレジットカードの詳細な解説までしませんが、まず選ぶときに必要な知識をお伝えします。
<ブランドはVISAがおすすめ>
▶ 世界で最も普及しているブランド
次いでMaster・JCBの順に普及している
<2枚目の必要性>
▶ その1枚が使えなかった時の保険
普及順でいえばMasterがおススメ
<海外旅行保険適用か?>
▶ カードには2種類の保険適用がある
1)「持っているだけで適用」自動付帯 ←おススメ
2)「そのカードで航空券を予約したら」利用付帯
<海外旅行に適したサービス>
▶ カードの中にはレストラン割引やショッピング保証など様々な特典も
バックパッカーには縁の無いサービスが多い
家族・恋人と行くならチェックしてみよう
Tips!:管理人ROCKがおススメするクレジットカード
先ほどの条件「VISAブランド」「海外旅行保険が自動付帯」に「年会費無料」で見ていくと以下のブランドはいかがでしょうか??
① エポスカード
② 横浜インビテーションカード
エポスカードは海外旅行保険が自動付帯で付いてくるオススメのカード
無料で発行できるクレジットカードの中でも、保証額が手厚いのが◎。
横浜インビテーションカードも自動付帯のクレカで狙い目
横浜インビテーションカード(通称:ハマカード)は一瞬「横浜在住者限定?」とも思わせるカード名ですが、全国だれでも作成できます。
ブランドは「Master」しか選べませんが、エポスカードのほかに持つべき「2枚目」のカードとして非常に都合が良いです。
保証内容はこちらも「自動付帯」かつ「無料で発行できる」クレジットカードの中で最高峰。
ぜひ、海外旅行を計画している今のうちに2つとも申し込んでしまいましょう!
ハマカードを作る際はハピタスというポイントサイト経由で契約するとオトクです。
ポイントサイトと聞くと、なんだか「消費者」をダマして理屈に合わない説明で無理やり登録させようとする「初心者だまし」のように思われるかもしれません(言い過ぎ・・・??)
ポイントサイトとは「色んな企業が自社サービスを1つのサイトで集約・宣伝することで広告費をカットし、その分のお金をお客様に還元する」仕組みで動いています。
いわば「サービスを利用して欲しい企業」と「良いサービスをオトクに受けたい客(私たち)」側をどちらもWin-Winにさせる関係を作ってくれるのがポイントサイトです。
Tips!:新しく作る時間も無い!なら今もっているカードでもOK
という方は「いま持っているクレジットカード」を持っていく形で対応です。
先ほどご紹介したクレジットカードはとてもおススメするカードですが、審査から発行まで1週間程度はかかります。
フライトの日時までとても間に合わない!という場合は、どのブランドでも良いので持っていきましょう。
注意したいのは「今持っているクレジットカードの海外旅行保険」が自動付帯なのか利用付帯なのか確認しておくこと。
調べた結果、利用付帯のクレジットカードしか無い!という場合は、海外旅行保険を契約する必要があります。
必須品 その⑤海外旅行保険
いろんなサイト上でも言われている「海外旅行保険はクレジットカードの付帯でまかなう」方法。
けれど、適用できるクレジットカードを持っていないまま出発まであとわずか!な場合はどうしたら良いのか??
そんなときは、空港に行ってから契約できる海外旅行保険があるので、ぜひ利用してみましょう!
どんなに短期間であっても、確率が低かろうと、トラブルに遭遇してしまったらせっかくの旅が台無しになるどころか解決するまでの労力・ストレス・時間は計り知れません。
管理人ROCKも世界50か国を巡っていた時は「詐欺・恐喝・自然災害・ロストバゲージ・痴漢 流行り病 etc・・・」いろんなトラブルに遭いました。
それらを自力で解決していきましたが、バックパッカーの身の上だったから時間がかかっても対処できたと言えます。
ですが、もし社会人として働いていていたとしたら、完全にダメでした。
海外旅行保険は成田・羽田・中部・関西国際空港など、国際便が就航している国際空港でどこでも契約できます。
写真のような受付型か自動端末型になるので案内をもとにプランを選んで契約しておきましょう。
短期間(3・4日程度)の旅行であれば、3-4,000円程度。
この費用を高いとみるかは個々人の価値観によりますが、入っておいた方が良いのは言うまでもありません。
上記の画像はAIG損保が公開している海外で病気になった場合の参考費用。
正直ゾッとするコストですよね・・・??
そうならないように「万一の事態」をカバーするのが海外旅行保険の役目。
AIG損保の場合、個人旅行者向けには上記の保証内容で契約できるようです。
クレジットカードの付帯が適用できない場合は、こうした掛け捨ての保険を空港で契約しておきましょう!
必須品 その⑥ワクチン接種証明書
接種は忘れがちですが、必ず受けておきましょう。
2021年現在、海外渡航は大幅に制限・禁止措置が敷かれた状態が続いています。
将来、コロナウイルスに対するワクチン接種は必須と思われますが、昔から特定のエリアで必要とされる病気も忘れてはいけません。
例えば、アジア圏で接種を推奨されている「麻疹風疹」や「A型肝炎」
アフリカ諸国では「マラリア」や「黄熱病」など発症すれば非常に危険な病気に罹る可能性があります。
管理人ROCKは旅に出る前は必ず予防接種を受けてから旅に出ています。
上の図は厚生労働省が発表している「各エリア・各国」で想定される病気と推奨ワクチンをまとめたものです。
予防接種を受ける!と思っていても、勝手が分からず不安なひとに向けて注意点を挙げておきます👇
<1つの病気に対して2-3回は接種する>
▶ 病気を予防するために大抵2回はワクチンを接種する必要がある
▶ 1回打つと1か月は「あいだを空ける」必要がある
例:12月末の海外渡航までに間に合わせるには10月初旬から1回目を受けるべき
<子供のころに集団接種を受けていたら?>
▶ 子供のころに「麻疹風疹」「はしか」の予防接種を受けたことがあるか確認される
▶ 「何のワクチンを」受けたかどうか分からない時は実家の親に確認を取ってみよう
▶ 接種したワクチンの種類によっては、新しく受けなくて良いものもある
<予防接種は保険適用外>
▶ 残念ながら全額自己負担のため、お財布とよく相談しよう
▶ 平均1回で5,000~20,000円ぐらいかかる
<副作用について>
▶ 100%発症しないという保証はどこにもない
▶ 接種を考えるなら、休み前か次の日も休みの時に受けよう
このようなことに注意しておきましょう。
恐らく、みなさんが一番気にするところである「保険適用外による全額自己負担」。
正直ベース、1つの病気を予防するだけで20,000円ぐらい平気でかかります。
管理人ROCKは先生に対してぶっちゃけて言ったことがあります。
先生もさすがの苦笑いしていましたが、言われたことはただ一言。
「でも、訪問先で発症して重症化するよりずっと良いでしょ?」
その一言で管理人は10万円ほどかけて4種類「麻疹風疹・A型・B型肝炎・破傷風」を受けたことがあります。
あとはあなたのご判断次第となりますが、51か国巡ってきた人間から言えることは「受けておいた方が安心して旅できる」です。
Tips!:大事なものはコピー・メモを取っておこう!
というのも、本記事で推奨した「パスポート」「クレジットカード」「予防接種証明書」「航空券」に至っては紛失・盗難に遭う可能性があるから。
例えば道端で落としたり席に置いたまま離席したら最後、警察に届けられることなく2度と再会できません。
紛失したことに落ち込むと思いますが、まずあなたが対応しないといけないのは紛失したことを各連絡先に相談することです。
クレジットカードならカード会社、パスポートなら現地の警察+日本大使館など。
その時、予めコピーしておいた画像を見ながら話をすればスムーズに対応してくれます。
それと、トラブルに遭ってしまった際に「誰に」「どうやって」連絡するのか?を調べておいて、メモか何かに残しておいた方が無難。
これも細かく調べる必要があるので、正直面倒くさいと思います。
ただ、こうした面倒くさいと思って対策しなかった時に限ってトラブルに遭遇することが多い(なぜだ・・・
不慣れな現地でパニックに陥らないためにも、しっかり準備してから旅立ちましょう。
その方が、結果的に変な心配をしないで思いっきり楽しい旅行が出来るはずですから。
▶ 「パスポート」「クレジットカード」「航空券」「予防接種証明書」のコピーを取っておく
▶ パスポート申請用の顔写真を持っておこう(再発行時に必要)
▶ 海外からでも日本のクレジットカード会社・保険会社などに電話できる環境を用意しておく
まとめ
〇 海外旅でぜったい必要になるものは6つ
[お金]
[パスポート]
[航空券]
[クレジットカード]
[海外旅行保険]
[ワクチン予防接種]
〇 とくにクレジットカードはメイン+サブの2枚を用意
〇 渡航先によっては、必ず予防接種を受けておくこと
いかがでしたでしょうか。
まずは「必ず必要な」ものを準備することから、海外旅行は始まります。
本記事を参考にいつか来る「海外旅行再開」に向けて準備していきましょう!
ROCKでした。