記事の内容:ウクライナの観光を考えているあなたへ首都キエフと地方都市のおススメ観光地についてご紹介いたします。

読み終わる時間:8分程度

伝えたいこと:ウクライナの観光名所は、非常に良いところが多いので、下調べしてからの訪問をおススメします

※この記事は2019年8月13日に更新しました

 

こんにちは、ロックです!

ウクライナはわたしたち日本とある出来事で非常に深い結びつきがあります。

それは、原子力発電所の事故。チェルノブイリと福島。

1980年代、世界最大級の原発事故として学校の教科書にも記載されているチェルノブイリ原発は、86年に未曽有の大事故を引き起こしてしまいました。

発生から30年以上経過したいまも町の復興はおろか、設備の老朽化による放射能漏れの問題は現在も解決されていないまま。

 

とまぁ、今回は原発の話をするわけではなくですね・・・。

話の振りとしてチェルノブイリを引き合いに出しましたが、そもそもチェルノブイリ原発がどこの国の話なのかがわからない方も多いと聞きます。

ウクライナといえば、コサックダンスのコサックの原点だったり、一躍時の人となった「美人過ぎる首相」ティモシェンコ元首相だったり。あの美しい金髪が染めたものだったという事実にはショック

私は時間の都合上、首都のキエフにしか行けませんでしたが、ウクライナは広い国です。

今回ご紹介する内容には、一時期写真映えがする名所として有名になった「愛のトンネル」だったり、映画の舞台であるオデッサといった地方都市にも多くのみどころがあります。

ということで、これからウクライナの観光をお考えのあなたに、首都キエフ+地方都市の観光も視野に入れた内容でこの国の観光をご紹介しようと思います。

Rock
それでは、どうぞ!

ウクライナへのアクセス

ウクライナには日本からの直通便が存在しません。なので、乗り継ぎをする必要があります。

そのため、考えられるルートは以下の3ルートが代表的コースでしょうか。

①ターキッシュエアラインでイスタンブール➡ウクライナ航空でキエフ到着

②カタール航空でドーハ➡同航空会社でキエフ到着
or エミレーツ航空でドバイ➡同航空会社でキエフ到着

③アエロフロート航空でモスクワ➡他航空会社でキエフ到着

中東かトルコ経由で東欧諸国に観光する際の一般的なコースといえる。片道は約17時間のフライトになります。

ベラルーシから陸路

ベラルーシからもしも向かう場合は、首都ミンスクからバスで移動するケースになります。片道7時間ぐらいの乗車旅。

ウクライナへのビザは日本人であれば不要なので、ミンスクから出国することは簡単です。逆にベラルーシへ入国する時がビザを必要とするので苦労します・・・(汗)。

なぜなら日本のベラルーシ大使館でビザを申請する必要があるからです。

もしくは、わたしのようにバックパッカー旅の場合は他国でビザを取得する必要があります(英語対応なので、こちらの方が難易度高)

わたしの場合は、ウクライナ・キエフにあるベラルーシ大使館でビザの発行と保険の加入を友人と一緒に取得することが出来たので、同じようにキエフから陸路で向かう旅人のかたは、やれば出来るので頑張ってみましょう!(他人事

余談ですが、ベラルーシへ飛行機で入出国する場合に限って、ビザの取得がいらないようになった(2018年7月から施行済)ので、少しベラルーシに観光することが容易になったのは嬉しいところです。

ベラルーシのビザについて

・ 74 カ国(日本込)の国籍を持っている方は、ビザなしでベラルーシ共和国で滞在できる(いわゆる 「ビザなしの30日間」システム) ・出入国のときミンスク国立空港内の税関で国境を越えます 「ビザなしの30日間」で入国する 際必要な書類 : 1)パスポート(外交パスポートと公務パスポートは対象されません) ・・・・

ポーランドから陸路

ポーランドからウクライナに入国する場合は、方法が2つあります。

①鉄道を利用して国境を越える   

②バスを利用して国境を越える

どちらもコースは同じ。ポーランドのクラクフ ⇔ プシェミシル ⇔ ウクライナのリヴィウ ⇔ キエフ の区間を移動するルート。

クラクフはあの有名な「アウシュビッツ強制収容所」や「ヴィエリチカ岩塩坑」といった世界遺産へ行く拠点となる街。クラクフ自身も歴史的地区や城があったりして、存分に観光を楽しめちゃいます。

ウクライナ側のリヴィウはこちらも非常におススメの街。後述するが、世界遺産に指定されているその街並みは誰もが絶賛する美しさがあります。

所要時間は、クラクフからキエフまで13時間。内訳としては、
クラクフからプシェミシルまで4時間。
プシェミシルからリヴィウまで4時間。
リヴィウからキエフまでは片道5時間。

1つの拠点へ移動するまで距離があるので、1日の移動にあまり無理をしない方が良いかもしれません。

時間が許されるのであれば、リヴィウに1泊してクラクフやキエフに向かう旅程の方がより東欧を楽しめるコースになります。

モルドバから入国する場合

わたしがウクライナに入国したのは、モルドバからでした。

その方法を紹介しようと思います。

ウクライナのキエフへ向かうバスが発着しているのは、北部のバスターミナルになります。

Gara Nord Stationから乗るのでご注意ください。

ここからキエフまでは、おおよそ10時間-12時間の長旅。

トイレ休憩も確か1回ぐらいしか無いので、万全の体調に整えてから望んで欲しいところです・・・。(お腹の具合はとくに・・・)

海外の長距離バスでトイレに行く時の不安と荷物を心配しないといけないしんどさは心身に堪えますからね・・。

気になる本数ですが、夜行便が1日2便の朝便と深夜便。朝便は夜にキエフに着くのでそこを計算に入れて行動しましょう。

私の場合は夜行便でキエフまで行きました。朝から活動出来るのでっていう感じで。

一応、列車も手段としてありますが、15時間以上かかるのでおススメしません・・・。

それなら飛行機で向かった方が時間節約と体の負担も少ない。ちなみに飛行機は片道2時間で行けるので、社会人パッカーや旅行者にはこちらがおすすめかも。

ただしいっぱんてきに交通費としてはバスより高いので、時間を優先するのか費用を抑えるのかはあなたの判断によります。

ウクライナ国際航空のHP (Ukraine)

The price is valid as of 13-08-2019 for a one-way flight, when purchasing a round-trip ticket. The number of tickets for this offer is limited. License АG No. 505921 issued to UIA by the State Aviation Administration of Ukraine on 06/27/2012.

キエフでの観光

キエフに到着です。

モルドバからバスで来た場合は、MAP上の中央バスターミナルに到着する予定かとおもいます。

このステーションには、売店がありATMもあるので、国際キャッシュをお持ちの方はひとまずウクライナ通貨を引き出しましょう。換金所も併設されているので、手持ちの金を換金してもOK。

無事に現地通貨を入手したら、市街地まで移動しましょう。そのための交通手段にメトロがあります。

バスステーション最寄りの地下鉄は「Demiivska」駅。ここから市街地かつ安宿街の「Maidan Nezalezhnosti」駅を目指そう。もしくは「Ploshcha Lva Tolstoho」駅周辺でも宿はたくさん見つかります。

歩いて観光することを考慮するならば、「Maidan Nezalezhnosti」の方が独立広場や黄金の門などの観光地に歩いてすぐなので、おススメ。

背負ってきた重たい荷物を降ろしたら、次にすることは・・・。

そう、観光です!

時間も惜しいところなのでさっそくでかけてみましょう。

美男美女の国へ!

①聖ソフィア大聖堂

キエフの観光名所でもっとも有名な場所とされる大聖堂の1つ。1037年に建立された歴史的にも貴重な世界遺産。その美しいビザンツ様式の建築物と内部に展示されているモザイク画・イコンも必見。


出典:commons.wikimedia.org

②独立広場

「Maidan Nezalezhnosti」駅を降りたらすぐの独立広場。ここで政治的デモがよく行われています。

③黄金の門

かつてキエフを首都として栄えたキエフ大公国(9世紀~)という国家の領土を守る中央門の遺跡。

中は博物館になっていて、当時をしのばせる資料・模型が展示されてます。

また写真で見える屋上部分まで上がれるので、そこからのキエフ市内は綺麗。

④ウラジミール聖堂


出典:commons.wikimedia.org

他のエリアへ

ここいらのスポットも外せないものばかりなので、ぜひ!

①聖アンドリーイ教会

聖ソフィア大聖堂から北へ徒歩で10-15分の距離にある教会。

②チェルノブイリ博物館

個人的に行ってみたかった博物館です。

「Kontraktova ploshcha」駅という「Maidan Nezalezhnosti」駅と同じ路線上にある駅から、徒歩5分ほどの距離にあります。

福島県第一原子力発電所事故との企画展など原発事故についていろいろな展示物があるので、原発のことを学ぶのに最適。


※博物館HP

③ペチェールシク大修道院(ドニエプル川そば)

キエフ大公国時代に建てられた大規模なキリスト教修道院。

当時の公国の領土外に建てられたこの修道院は、ウクライナの世界遺産として多くの観光客が訪れているスポット。

「Dnipro」駅が最寄り。


出典:ja.wikipedia.org

キエフに滞在する際は、このあたりの観光スポットを巡る形で行動することになると思われるので、参考にしていただければ。

またキエフは地下鉄がしっかり整備されているので、観光含めて移動が非常に便利なのもありがたいところ。

旧ソ連の名残そのままの地下鉄の雰囲気は、東欧に来た!という実感を感じること間違いないので、そこのあたりも大いに味わってみましょう!

またこれは個人差があるのだが、「チェルノブイリ原発への見学ツアー」というのもこのキエフから参加することが出来ます。

正直な話、被爆とかかかるんじゃないかって思うんだけども、実際の現場を観てみたい好奇心もあったりするのは事実。

おひとりさま1万円~で参加可能。時間は日帰りから2日間まるまる(チェルノブイリで宿泊!)ツアーまでコースは様々。

かなり人気のツアーとのことなので、もしも勇気をお持ちの方は参加してみてはいかがでしょうか。

地方にも目を向けてみよう!

わたしはベラルーシで友人と合流するためにキエフしか訪れることが出来ませんでした・・・。

しかし、ウクライナはこれから紹介する地方都市の観光名所がとても魅力的なものが多いので、ぜひ旅の計画に組んでみてください♪

①恋のトンネル


出典:ja.wikipedia.org

数年前にテレビで紹介されてからその光景は一躍有名に。

新緑の季節と紅葉の季節で2度美しい景色を味わうことが出来るスポット。

このトンネルは実際に使用されている現役の路線(人を運ぶ用ではない)で、よくデートスポットとしても訪れられています。

もともとは今関あきよし監督が2014年に「クレヴァニ、愛のトンネル」という映画でのロケ地として利用されているところから広まったとのはなしです。

さて問題はこの「恋のトンネル」へのアクセス方法。

「恋のトンネル」の最寄りはクレーヴェンという町。しかしこの町はキエフからは非常に遠く、リヴィウを拠点にして向かう方がぎりぎり日帰りで帰って来られる距離です。

ポーランド経由でウクライナに入国する旅行者は寄ってみるチャンスが。

キエフからであれば、バスでリヴネという街まで直通で移動しましょう。

片道9時間の長旅なので、必ず1泊は必要にかと。そこから、クレーヴェンまでまたバスを利用して目指します。

リヴィウからだと、ルーツクという街経由での移動でリヴネに到着するルートで、途中にクレーヴェンが近づくのでそこで下車。

目指すはクレーヴェン駅。そこまでの足はタクシーか徒歩になります。

もしも『そんなぎりぎり弾丸ツアーはイヤっ!』っていうソロツーリストや、タフな旅程に恋人さんが嫌がるようであれば、下記のような宿泊施設をおススメします。

Hotel Tunnel of Love


出典:Booking.com

このホテルのすごいところは、値段も手ごろでかつ綺麗。そしてなんといっても、「恋のトンネル」まで徒歩すぐという素晴らしい立地にあります。

これなら、カップルで楽しい宿泊を迎えたあとに、朝一でトンネルまで散歩デートしても良し。早めにクレーヴェンについて、夕暮れに染まるトンネルを2人で味わうも良しなのです。

このスポットはぜひ行ってみたいんですが、独身恋人無しのおっさんがキャッキャッしていたら、周囲は引くだろうなー・・・。

たぶん、わたしはまだまだ行く資格の無い観光スポット。

恋人と行きたい!っていうひとは、大変な旅程にはなるが、ぜひ行ってみて欲しいスポットです。

ちなみに、このトンネルを観光した旅人いわく『虫がすごい量』とのことなので、防虫対策はするべきでしょう。とくに夏のような暑い季節だと・・・。

②リヴィウ歴史地区


出典:commons.wikimedia.org

ポーランド側からウクライナに入国する際に必ずといっていいほど、経由する都市であるリヴィウ。

この都市は世界遺産に認定されているほど、美しい街並みを今に残す観光スポット。

かつてポーランドやハプスブルク帝国の支配下にあった歴史を持つことから、景観はわたしたちが想像する「The・ヨーロッパ」そのもの。

教会や博物館など歴史的価値の高い場所がたくさんあるので、ぜひこのリヴィウで1泊-2泊を設けてゆっくり観て回りたいところです。

行き方ですが、キエフから出発する場合は、列車とバスが一般的な選択肢に入ります。

列車の場合、種類によっておよそ5-10時間ほどかかります。

日帰り観光は現実的に考えて不可能なのでリヴィウに足を伸ばすのであれば、時間を作っていきましょう。

費用は高速列車であればかなり高額になるので、予算を抑えつつというには選択肢が難しいところです・・・。


※ウクライナ鉄道検索HP

バスの場合は、8-10時間ほどでリヴィウに到着する予定。バスのメリットはなんといっても、交通費が抑えられることにあります。

本数もそれなりに出ているので、バスを利用することをおススメします。


※ウクライナバス検索HP

③リゾート地 オデッサ


出典:commons.wikimedia.org

ウクライナ南部にあるオデッサはウクライナのリゾート地として有名。

ここは、夏になると黒海へ泳ぎに観光客が訪れるナイスな街に変貌します。

またオデッサの有名スポットである「ポチョムキンの階段」という錯視を起こしてしまう階段は、戦前のソ連映画「戦艦ポチョムキン」でのロケ地として利用された歴史があります。

もしも、モルドバのキシナウからウクライナに移動する予定のある方は、近いのでぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。

キエフから向かう場合は、同じく列車かバスが手段。

列車で7-10時間。バスで6-8時間の距離。リヴィウとはまったく方向が違うので、どちらか選ぶのであれば、わたし個人としてリヴィウに向かう方が良いかと思います。

両方行けるようなロングプランの旅人はぜひ黒海を見に行ってみましょう。

余談ですが、本当はクリミア地区も推したいし、観光してみたかったんですが、ロシアとの政治的膠着によりほぼ絶望的な渡航状況に・・・。

外国人のわたしたちでは、クリミアに足を踏むには、かなり労力が要るようになってしまいました(ロシア側のビザ取得やあれこれ・・・)

なにはともあれ、これからウクライナに旅行する予定のある人は、キエフと恋のトンネルにリヴィウ歴史地区へと足を運ぶルートを検討してみてはいかがでしょうか。

ウクライナもまた、多くの魅力に溢れた国ですよ。

ロック的まとめ

①ウクライナの首都キエフは見所が多いので、自分の行きたい場所を優先的に見て回ろう!

②愛のトンネルは行くまでの手間はかかるので、目指す人は時間を多めに見て行きましょう!

いかがでしたでしょうか?

ウクライナはロシアとガチャガチャされている緊張感のある状態が続いておりますが、国の魅力は本当に沢山あります!

情勢とにらめっこしながら、行けるチャンスがあればぜひ行って見てください♪

最後までお読みいただきありがとうございました。ロックでした!

 



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33歳元バックパッカーのわたしがこのブログを立ち上げた経緯や読んでいただいている方に伝えたい目的を紹介しています。