リガの軍事博物館はラトビアと日本の絆を象徴する〇〇が!日本人必見の観光スポット!

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誰向け?:ラトビアと日本の関係を物語るある展示物は、日本人にこそ知って欲しいあるエピソードがあります

※この記事は2020年2月16日に更新しました♪

Rock
こんにちは、ROCKです!

すてきな「旅」してますか?

世界51か国を巡ってきた私ROCKが、世界の魅力をあなたにお届けするブログ「ログROCK」

 

ラトビアというと、バルト三国の真ん中に位置する人口200万人の国で、首都のリガはかつて「バルトのパリ」と称されるほどの美しい街並みを今に残す観光名所が有名です。

日本からフライトでおよそ16時間と、なかなか行こうと思ってもかなり遠い距離にあるラトビア。

しかし、実は日本と神戸と姉妹都市を結んでいることをあなたはご存知でしょうか。

兵庫県神戸市と首都のリガは1974年に締結したのち、多くの交流活動をおこなっており、最近では2017年に2か国での協力で撮影された『ふたりの旅路 Magic Kimono』という映画が公開されました。

ふたりの旅路 – 作品 – Yahoo!映画

ふたりの旅路(2016)の映画情報。評価レビュー 33件、映画館、動画予告編、ネタバレ感想、出演:桃井かおり 他。『雨夜 香港コンフィデンシャル』『OKI-In the middle of the …

主演は、桃井かおりという大御所が起用され、首都リガの美しい街並みをより魅力的に活かした作品になっています。

そんな今回のテーマはラトビアと日本の友好関係なのですが、この記事で紹介したいのは、首都リガにある「ラトビア軍事博物館」という歴史博物館のこと。

じっさいに行ってみて知ることができたのですがラトビアと日本との間にこんな友好関係があったのか!というあるものが展示されているのです。

なぜこんなに遠く離れたラトビアでコレが展示されているのか。

そのわけを今この記事を読んでいるあなたにぜひお伝えたい。

そして、ラトビアへ観光に行く際は、ぜひ立ち寄って欲しいと思います^^

この記事で伝えたいこと

①軍事博物館は旧市街にあるので、リガ観光にはもってこい!

②無料で拝観できるのでぜひ立ち寄ることをおススメします^^

もくじ

何故日本人にオススメなの?知られざる日本とラトビアの絆が展示してある

ある展示物とは何か?

それは、日本人による日の丸国旗の寄せ書きです。

大きな旗に、真ん中の日の丸を囲うように47人もの日本人の名前が書かれています。

見ているだけでは、どうして日本から遠く離れたこのラトビアにこのような展示物があるのか、すぐにはわからなかったです。

その理由を知るきっかけとなったのは、数年前にたまたま拝見したTV番組でした。

そのテレビ番組の内容によると、ラトビア人医師の「ブリウクス」さんという方が第2次世界大戦終戦後に持ち帰ったものだそうです。

きっかけは、1945年の終戦後の樺太。

終戦後にソ連が樺太で戦後復興としてインフラや建物を作るため、日本人を含めて強制労働者として収監。

連れてこられた人々は、極寒の地で凍傷と飢えに苦しみながら毎日木を切り倒し加工します。

そのような環境下で強烈な肉体労働はもちろん容易ではなく、あまりの過酷な労働条件に連行されてきた人々は続々と病にかかってしまいます。

そのなかで、同じ環境下にいたラトビア人医師のブリウクスさんは、過酷な環境下でも仲間で助け合う日本人の振る舞いに感動し、同時に仲間意識を持ち始めました。

そうして、しだいに日本人たちと仲良くなっていくブリウクスさん。

そんなある日、1人の日本人が凍傷にかかります。

すぐに処置しないと命が助からない状況で、ブリウクスさんはその日本人を助けようと考えました。

しかし、同じ捕虜同士でそのような行為をおこなおうものなら、軍人から目をつけられて拷問される可能性が。

それでもブリウクスさんは意を決して危険を顧みず、日本人を助けるため治療を行いました。

そのおかげで、日本人は一命をとりとめることに成功。

その感謝の気持ちとして、贈られたのが展示されている日本人による国旗の寄せ書きなのです。

実はこのエピソードは、私がバックパッカーから帰ってきたあとに、この番組で知ったのです・・。

そのときは、いままで知らずにラトビアを観光していた自分に激しく後悔しました。

Rock
なんで、こんなに大事なことを知らなかったのか!

色々あって1年たたずにラトビアに再訪したときは、観に行けたので良かったのですが・・・・(笑)

これを読んでくださったあなたには、そんな思いをしてほしくないので、ぜひぜひこの日本国旗を観に行ってください!

そして、ブリウクスさんと日本人のエピソードに思いを馳せて欲しいと思います。

ほかには9世紀から現代にいたるまでのラトビアの歴史から、ドイツ・ポーランド・スウェーデン・ソ連に占領された際のエピソードや歴史的品物の数々を展示しております。

4階建ての建物に展示品が5400も紹介されていますので、ゆっくり観たい方は、早めに行きましょう!

◆information

住所:20 Smilsu Street(Pulvertornis)リガ LV-1050

年中無休
10.00-18.00 4月-10月
10.00-17.00 11月-3月

入場料:なんと無料!です

きっと、ラトビアのことがより身近に感じるはずですよ。

Kara muzejs

The Latvian War museum is one of the oldest and largest museums in Latvia. It was founded in 1916 as the Latvian riflemen museum. Since 1919 the museum is located in the Powder Tower (14 th century), one of the former fortification towers of Riga.

最後までお読みいただきありがとうございました。

ROCKでした。


自分らしい自分だけの人生を

33歳元バックパッカーのわたしがこのブログを立ち上げた経緯や読んでいただいている方に伝えたい目的を紹介しています。