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誰向け?:メインの観光地は決まったけれど、ほかにどこがおススメなのかお悩みにあなたに

※この記事は2020年2月16日に更新しました♪

Rock
こんにちは、ROCKです!

すてきな「旅」してますか?

世界51か国を巡ってきた私ROCKが、世界の魅力をあなたにお届けするブログ「ログROCK

 

中欧で日本人観光客、とくに女性に人気の高い国としてHotなクロアチア。

何が話題になっているのかと言いますと、ドゥブロブニクの存在が非常に大きいのではないでしょうか。

ドゥブロブニクとは、モンテネグロ・ボスニア両国の国境そばにある海洋都市。

高く建設された白の外壁と太陽に映えるオレンジの屋根。真っ青なアドリア海とのコントラストはまさに絶景です。

この街は有名なジブリ映画『紅の豚』で主人公ポルコが活躍していた世界観のモチーフになったということでも知られています。

ぜひ1度は訪れてみたい観光名所のドゥブロブニクということで長期休暇で計画を立てているあなたに贈る今回のテーマ

「ドゥブロブニク以外」の観光地について。

なかなか滅多に行けないクロアチア旅行で、まっさきにドゥブロブニクに行くことは決めたけど、ほかにどこへ行こうかな?と悩んでいませんか?

そのお悩みに、実際クロアチアを訪れてみた私ROCKがドゥブロヴニクをメインにした場合の、強くおススメする観光拠点を3つご提案します。

これを読めば、ドゥブロブニクと一緒に効率的に巡れて、ムダのない満足度の高い旅になること間違いなし。

この記事で伝えたいこと

①ドゥブロブニク以外の観光をお考えでしたら、スプリットorドゥブロブニクを拠点に地方へ向かいましょう

②スプリット拠点であれば、クロアチアの世界遺産を多く楽しむことが可能

③ドゥブロブニク拠点であれば、隣国モンテネグロやボスニアの観光地も観に行けます

もくじ

クロアチアで観光の拠点としてオススメの街は3ヶ所

では、実際にドゥブロブニク観光を1番の目的地にした場合、クロアチア観光はどこを起点にすればいいのか??

拠点の場所によって、あなたの旅の印象は大きく変わります。

ここでの提案は、あなたが実際に社会人として働いていて、お盆やGWのような長期休暇【おおよそ4-6日】のお休みが与えられていることを想定した内容です。

クロアチア国内をすべて巡るには、10日程度は見た方が良いかもしれません。

では、じっさいにクロアチアでオススメする観光名所のエリアは大きく分けて👇の3つに分けて考えることが出来ます。

◆首都ザグレブ拠点の場合・・・

 ➡世界遺産の国立公園:プリトヴィツェ湖群国立公園&スロヴァニアの首都リュブリャナへ行くことが可能

◆港町スプリット拠点の場合・・・

 ➡︎クロアチアの世界遺産めぐり:近場の世界遺産トロギール市街、シベニク、ドゥブロヴニクが可能

◆海洋都市ドゥブロヴニク拠点の場合・・・

 ➡︎近隣諸国の世界遺産めぐり:港湾都市コトル(モンテネグロ)オスマン帝国の旧橋があるモスタル(ボスニア)

各々の日程や、いっしょに行く予定の方との兼ね合いにもよりますが、ドゥブロヴニクをメインにした場合、以下の2コースはいかがでしょうか?

スプリット拠点で周辺都市を観光する(2〜3泊程度)

日本からクロアチアへの直行便が出ていないので、便の乗り継ぎで降り立つのは、クロアチアの首都ザグレブの国際空港です。

そこから、高速バスでドゥブロヴニクまでは片道8時間。

日程に余裕が無ければ、ドゥブロヴニクには空港があるので飛行機を使う手もあります(飛行機は片道1時間)

憧れのドゥブロヴニクで宿泊しても良いですが、正直クロアチアの物価で一番高い…!

正直価格に見合ってない宿やレストランが多いので、もし日帰り観光でも大丈夫な方であれば、ROCK的にはスプリットがおススメ。

スプリット↔ドゥブロヴニクは、バスで片道4時間です。

①朝一5:00時からドゥブロヴニク行きバスがあるので、10時には到着。

②ドゥブロヴニク旧市街とロープウェイで夕景+戦争博物館を見学後

③夕方5時(最終便は夜8時)の帰りのバスで乗れば、夜の10時ぐらいにはスプリットへ戻ることが可能。

少々強行スケジュールではありますが、スプリットの良さは周囲にほかの観光名所が日帰りで簡単に行ける点です。

※もしも滞在日程にゆとりがあれば、ドゥブロブニクに1泊してもOK。

後述するほかの世界遺産であるトロギールやシベニクの街並みもスプリットから片道1時間で行けますので、観光の拠点にはうってつけです。

①世界遺産の街トロギール

スプリットからバスで片道40分という最高にアクセスの良い世界遺産がトロギール。

この街はアドリア海上に浮いた小さな小島に、城壁で囲まれた旧市街が見どころ。

古くはギリシャ時代にさかのぼるとされ、城壁内部には、ロマネスク時代を代表する建築様式の教会や17世紀に建てられた砦など観てまわるだけで、ファンタジーの世界に入り込んだような錯覚を感じることができます。

一周で2時間ちょっとで見て回ることができますので、じゅうぶん日帰り観光が可能です。

②世界遺産の街シベニク

さきほどのトロギールからさらに1時間(スプリットから1時間30分ほど)ほどバスに乗って着くのは世界遺産の街シベニク。

ここでは世界遺産として有名な「聖ヤコブ大聖堂」を中心に、坂の多い旧市街を見て回ります。

小高い丘のうえに建つ「聖ミカエル要塞」から見下ろすシベニクの街は、スプリットやトロギールとはまた違う雰囲気を感じさせます。

バスターミナルから旧市街は少々離れているため、結構歩くことになりますが、街自体も小さく2時間程度で見回ることが可能。

体力に自信のある人は、前述したトロギールと1セットで巡ったほうが良いかもしれません。

③フェリーで離島めぐり

残念ながら、私は行けずじまいでしたが、夏のハイシーズンには、スプリットからフェリーで1-2時間の距離にある3つの離島に行くことができます。

①ブラチュ島・・・

➡スプリットから一番近いブラチュ島は、世界有数のリゾートビーチとして、国内外の観光客がバカンスにやってきます。

②フヴァール島・・・

➡クロアチアの世界遺産として登録している「スターリグラード平原」という古代ギリシア時代の石垣があることで有名な島。

最寄りの港からかなり離れているので、タクシーで観に行く形になります。

③ヴィス島・・・

➡こちらの島もリゾート地として有名ですが、観光客で人気なのがクロアチアの「青の洞窟」「緑の洞窟」スポットがあります。

実際に行く場合は、現地ツアーを組む必要があります。

ドゥブロヴニクを拠点にボスニア・モンテネグロを巡る(2〜3泊程度)

そうは言っても、ドゥブロヴニクで宿泊することは非常に便利。

というのも、ドゥブロヴニクは地理的にボスニアヘルツェゴビナとモンテネグロの両国へのアクセスが良い。

もしドゥブロヴニクで滞在されることを計画されていましたら、旧市街の観光以外に+αでオススメしたい観光エリアが2コースあります。

①モンテネグロが誇る世界遺産の町コトルへ

ドゥブロヴニクからバスでおよそ2時間の近距離に、モンテネグロ共和国の世界遺産コトルに行けます。

コトルは毎年大型客船による世界周遊ツアーで、停泊地になっている有名な観光地。

入り組んだ山々と河川に沿って造られたコトルは、3時間程度で見廻ることが出来るぐらい、こじんまりとした世界遺産。

ドゥブロヴニク旧市街に似たオレンジ色の屋根と石造りの建物が建ち並び、街の裏手にある古代の城壁から観るコトルは絶景のひとこと。

もしドゥブロヴニクで滞在される場合は、足を伸ばしてコトルにも訪れてみましょう!

②世界遺産スタリモスト橋があるボスニア・モスタルへ

クロアチアの隣国ボスニアヘルツェゴビナにある世界遺産の旧橋スターリ・モストがある町モスタルへ行くことが可能です。

ドゥブロブニクのバスターミナルから片道3時間程度で行けますので、日帰り観光でも構いませんし、さらに足を延ばしてボスニアの首都サラエボまで向かってもOK!

このモスタルは、ネレトヴァ川というおだやかな河川に沿って、東西側に商業施設や住宅街が形成されているこじんまりとした町。

ネレトヴァ川を渡るために、いくつかの橋がありますが、その中で世界遺産に指定されているのが「スターリモスト」です。

このスターリモストは、1566年当時オスマン帝国の占領下にあったモスタルで建設されたアーチ状の特徴的な橋。

1991年の旧ユーゴスラビア紛争を発端に1993年ボスニアの独立を目指した紛争の時、一度破壊されてしまったという暗い歴史を持っています。

2004年の再建で当時の美しさを戻し、晴れて世界遺産になったこの橋を、ぜひ観に行ってみてはいかがでしょうか。

ボスニアの食文化や風習に触れてみる旅がドゥブロブニク拠点なら出来るのです。

ROCK的まとめ

①ドゥブロブニク以外の観光をお考えでしたら、スプリットorドゥブロブニクを拠点に地方へ向かいましょう

②スプリット拠点であれば、クロアチアの世界遺産を多く楽しむことが可能

③ドゥブロブニク拠点であれば、隣国モンテネグロやボスニアの観光地も観に行けます

 

いかがでしたでしょうか。

クロアチアといえば!真っ先に(?)出てくる名所ドゥブロブニクですが、せっかく日本から長期休暇で行くのですから、ほかの観光地も回りたい!

そんなあなた向けに今回おススメのコースをご紹介させていただきました。

ぜひ、あなたの旅の計画にお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ROCKでした。


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33歳元バックパッカーのわたしがこのブログを立ち上げた経緯や読んでいただいている方に伝えたい目的を紹介しています。