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誰向け?:モルドバという国が気になる方へ

※この記事は2020年2月15日に更新しました♪

Rock
こんにちは、ROCKです!

すてきな「旅」してますか?

世界51か国を巡ってきた私ROCKが、世界の魅力をあなたにお届けするブログ「ログROCK

 

モルドバという国を御存知でしょうか。

よく常夏の楽園「モルディヴ」と間違えられるようなネーミングですが、東ヨーロッパのウクライナとルーマニアのあいだに挟まれた国です。

日本人どころかそもそも観光に行ってみようと思う方がいるイメージが無ければ、国自体の存在も分からない方が大多数かもしれません。

インターネットで調べてみると

「ヨーロッパの最貧国」

「女性の就職口で一番多いのが娼婦」

「毎月の給料が平均1万3000円。非正規雇用者が全体の6割」

悲しい噂とも評判がちらほらと・・・

そんな東欧の国モルドバですが、実際に行ってみるとそんなイメージは覆ります。

実際にキシナウを訪れたわたしに人々は暖かく迎えてくれましたし、街を散策することでこの国のことを知るきっかけを得ることが出来ました。

モルディブも良いけど、モルドバ行こうぜ!ってことで、今回はモルドバの首都キシナウとその周辺の観光名所についてご紹介いたします。

この記事で伝えたいこと

①モルドバの観光は1日目で市内名所、2日目で周辺のワイナリーを訪問することをおすすめします

②3日目・4日目ぐらいで地方都市への訪問も計画に入れてみてはどうでしょうか。

③お土産にも、モルドバ産ワインをぜひ♪


そもそもモルドバってどこにあるの?

そもそもモルドバってどこにあるのか?

正解はこちらです👇

位置的にはウクライナ・ルーマニアの間に挟まれています。

余談ですが、ロシア連邦の構成国の中に同一名称の「モルドバ共和国」という国がありますがまったく違う国です。

古代、この付近にダキア人という民族が居ましたが、後から入植してきたローマ人との間で独自の文化を形成していきました。

その後、1990年に旧ソ連が解体後、ルーマニアとの併合の話を断り独立を宣言。

しかし、モルドバ内の一部市民がこの契機に「沿ドニエストル」という独立国の宣言をして、現在もモルドバとの独立でもめています。

出典:wikipedia

主要な産業は農業。とくにこの国で生産されるワインは、2006年頃から日本へ輸入されてきているので、ワインを通じてこの国のことを知った人もいるかもしれませんね。

もともとソ連時代には重工業も主要産業として担っていましたが、地理的に今の「沿ドニエストル」領土内に企業が集中しているようで、モルドバ自体の産業としてはカウントされない様子。

人口は360万人で、首都はキシナウ。

今回は、実際に滞在してみたキシナウについて紹介しようと思います。

日本からモルドバへのアクセス

モルドバに行くには、どのルートを使用するのか?

日本から行くことを想定した場合・・・

①モスクワ経由でキシナウへ(JALとエアーモルドバ航空使用)

②トルコイスタンブール経由でキシナウへ(ターキッシュエアラインズとエアーモルドバ使用)

上記の2つが候補となりうるでしょうか。

東欧諸国での便はイスタンブールを経由するのが、かなり多い。今回のモルドバもターキッシュエアラインズ経由で行くと、だいぶお安い費用で行くことが出来ます。

エアモルドバは1993年に当時の大統領の発令で誕生した航空会社です。

私は乗る機会が無かったのですが、乗った人の感想だと機体が結構良い感じにボロイみたいです・・・。

もし、日本から観光に向かう予定のある方、もしくは他の周辺国のついでに訪れる予定のある方は、エアモルドバ経由でお安く訪問出来ますので、計画に入れてみても良いかも。

陸路でモルドバに入る場合は・・・?

私のようにバックパッカーとして、モルドバに入国する方はルーマニアから入ることが多いのでは無いでしょうか。

ウクライナ側からもありますけど、旅のコース的にウクライナから南下する旅人は珍しいかも?

ルーマニアからモルドバに入る場合

私の場合は、ルーマニアのブラショフからバスでキシナウへ移動するルートを取りました。

ルーマニアの首都ブカレストからモルドバの首都キシナウに向かう列車がありますがおおよそ13時間ぐらい。バスだと、9時間。

ブカレストからなら、エアモルドバやルーマニアの航空会社であるタロム航空が直行便を運航していますので、お金払って時短するならこれも手(片道1時間以内)

ブラショフからキシナウまでは直通でおよそ8時間の長距離。

旅慣れていない方だと、海外の長距離バスや列車はかなりしんどいかもしれません。そういう場合はブカレストまで戻って飛行機で向かう方法をおススメするところです。

他にも、ルーマニアとモルドバの国境沿いにあるヤシという町からも行けますが、ヤシは大きな都市ですしモルドバとの国境にほど近いので、列車・バスで大体4時間以内にキシナウに到着します。

ヤシはヤシで宮殿を博物館として開放している「文化宮殿」や戦時中に要塞として使用された歴史を持つ修道院など多くの見どころが。

時間にゆとりのある旅人であれば、モルドバに向かう最後のルーマニアとして、ヤシという町を訪れてみるのも、おススメ。

文化宮殿についての記事
https://www.uncover-romania.com/attractions/history-culture/museums/palace-of-culture-from-iasi/

モルタヴィア歴史博物館
https://www.nationalmuseum.md/ro/

要塞修道院
https://cetatuia.mmb.ro/

首都キシナウの観光と宿泊

国境を越えてモルドバを走りだすと、ルーマニアに比べて道路の舗装状態が明らかに劣化しているのが体感できます。

それに車窓から眺める風景は未開拓の土地が延々と。なんだか、一気に文明レベルのひらきを感じずにはいられません。

バスで向かう場合なんですが、バス会社ごとにキシナウのどこに降ろされるのかバラバラです。(ほかの国でも以下同様)MAP上の中央バスターミナル付近に降ろされた場合は、ラッキーでしょうか。その場合は、徒歩で宿に向かうことが出来ます。

私の場合は、下記MAPの中心地付近で降ろされたので、わかりやすかったです(それでも、夜10時に降ろされたので分けわからんですが笑)

MAP上の北部バスターミナルや中心地からかなり離れた南部バスターミナルに降ろされる場合は、とりあえず歩きながら両替所で現地通貨の用意を。キシナウはたくさんの両替所があるので現地通貨の入手は問題ないはず。

あとは、ローカルバスが動いている時間帯であれば、通行人に中心街行きなのか質問して確認。もしくは、あらかじめバスで隣の人に前もって確認する方が無難でハードルも低いのでおススメ。

宿の予約をしない旅人の場合は、宿探しをしないといけない。これが一番大変かも。

キシナウはいわゆる安宿街的な場所が無く、中心街含めて各所に散在している。

私は前日にBooking.comで安宿を予約してMAPを印刷していたので、なんとか着けたが(それでも3時間ぐらいさまよったのは内緒)

キシナウに関しては、安牌を取って事前予約で宿を抑えた方が良いでしょう。

さて、無事に宿に着き気持ちの良い朝を迎えたらすることは1つ。そう、観光。

ということで、上記のMAPを参照して、キシナウの観光名所をザクっと紹介。

①市立公園付近・・・

キシナウの中心地に位置する場所に2つの公園があります。

1つは凱旋門と呼ばれるモニュメントと後ろの聖堂が佇み、もう1つはキレイに整えられた落ち着きのある公園。どちらも市民の憩いの場として人気のスポットです。

1)勝利の門

2)ナステレア大聖堂

3)ステファン チェル マーレ公園

②ピアタ・セントラル・・・

中央バスターミナルそばにある市場。

キシナウで暮らす人々の買い物場として、色々な生活雑貨から生鮮食品まで売られているので、見て回るだけでも面白い。ただし、スリにはご注意ください。

③勝利記念碑・・・

第二次世界大戦の記念モニュメントが建てられているエリア。中心地から離れているせいか、情報としてあまりあがっていない場所ですが、モルドバの歴史として大切な場所。

出典:commons.wikimedia.org

④国立博物館・・・

①ステファン公園のほど近い場所にモルドバの国立博物館があります。ここには絵画や彫刻など色々な芸術作品が展示されているので、ぜひ訪問してみてください。個人的に木製彫刻は見ごたえがありました。

首都以外の場所へも行ってみよう

首都キシナウの観光は、正直4時間もあれば十分に見て回れるほど、小さい街です。

私は旅の都合上、キシナウを早々に観光して出ていってしまったのですが、モルドバは首都から少し離れたところに多くの見どころがあるのです。

これからご紹介するところは、私が次回モルドバを旅するときに狙っているスポットです。

モルドバの特産であるワイナリーへ行ってみる

モルドバが誇るワイン産業。やはり現地の特産物はぜひ体験したいというのがヒトというもの。

ということで、拠点のキシナウから比較的アクセスしやすいワイナリーは以下の3つ

Minis Terrios Cellar(ミニステリオス)

2013年にキシナウ市内で創業した若いワイナリー。調べた限りだと、キシナウで一番近場のワイナリー。

出典:minis terrios

Asconi Winery(アスコニ ワイナリー)

モルドバで有数のワイナリーとして、有名なASCONI。キシナウ市内からタクシーで30-40分ほど走るところに構えています。

ここのワイナリーは下の写真でもわかるように、非常に華やかでヨーロッパらしい建屋の数々と、巨大なステンレス製貯蔵庫。

ツアーの後に併設のレストランでオリジナル料理を堪能することが可能なのも、良い点です。

ツアーは毎日11:00-17:00まで。コースは三種類あり、ツアー+テイスティングワインの種類によってコース金額に変動。

ツアー+テイスティングワイン3種類=150Lei

ツアー+テイスティングワイン5種類=200Lei (1Leu=6.24円 2020年2月現在)

ツアー+テイスティングワイン7種類=250Lei

レストランは12:00-22:00までの開店。タクシーの往復代も考えると、このワイナリーで1人1000Leiはかかるかもしれません(お土産のワインや食事+ツアー金額も考慮)

良い思い出にということで、お金を出しても構わないのであればぜひ検討リストに入るワイナリーだと思ってます。

出典:ASCONI Winery

Cricova Winery(クリコヴァ ワイナリー)

ここのワイナリーのみどころは地下100Kmにおよぶ超大型の貯蔵庫を見学できる点。雰囲気と良い、ワインの質といい観光客からの評価は非常に高い。

交通手段ですが、中央バスターミナルから出ている2番バスでCricovaまで目指します。本数はだいたい1時間に1本あるかどうか。片道およそ30-40分の距離です。

ツアーですが、こちらもツアー+α(テイスティングワイン無し~9種類のワイン+フルコース料理)で価格帯が色々あり、一番安いツアーのみで18-24€(weekend価格での差異)

値段はそこそこするツアーですが、キシナウ観光として1番に抑えておきたいワイナリーです。

出典:Cricova Winery

地方の観光名所へ行ってみよう!

キシナウよりも郊外に多くの名所が点在しているモルドバさん。バックパッカー当時は完全スルーだったけど、調べてみたら『うぉーい、行けば良かったやん!』状態。

そんな後悔後の祭りながら、この記事をここまでお読みいただいているあなたに、以下の名所をご紹介。ぜひ行ってみてください!

Orheiul Vechi(オルヘイウベキ old orheiとも)

キシナウから北に50kmほど進んだところにOrheiul Vechiという地区があります。

ラウト川と丘に囲まれたのどかな風景に、洞窟修道院や2000年以上前の遺跡群が残っているなど、みどころが多い。

中でも、私が行きたかった!と思うのが下の写真。

この絶景・・・・。ヨーロッパの開放的で牧歌的な風景がどストライクな私にはこの風景は外せない!

さらに、付近にゲストハウスがあるんですが、ここも最高に泊まってみたい宿!できれば、2泊ぐらいしてゆ~っくり田舎の風景を堪能したいですね。

Casa din lunca[ゲストハウス]

出典:Booking.com

さて、このオルヘイウベキ(Orheiul Vechi)へのアクセスだが、中央バスターミナルから「Orheiul Vechi」行きのバスがあります。

1日に約5本程の便で、約1時間30分程度の道のり。

アクセスも複雑ではないし、キシナウからも日帰り観光だって可能なオルヘイウベキ。いま一番行ってみたいモルドバ観光名所。


Bendery Fortress

キシナウから南東に進んだ街「チラスポリ=Tiraspol」とドニエストル川を挟んだ向い岸に「ティギナ=Bender」という街があります。

その境にある遺跡「Bendery Fortress=ベンダリー要塞」はオスマントルコ時代(16世紀)に建てられた要塞。

広々とした敷地ときれいに残る外壁や大砲・・・。写真映えのする光景であり、モルドバの辿ってきた歴史を自身のからだで体感する良い遺跡だと思います。

また中世の拷問器具が展示してある博物館も併設しているので、怖いもの見たさで見学してみたい・・・。

有名な拷問器具「アイアンメイデン=鉄の処女」の木製Verがあるそうですよ。

宿泊施設に関しては、チラスポリの方が宿が集中しており、我らがバックパッカーの味方ホステルも数軒存在する。値段的な部分と買い出しなどの利便性を選ぶのであれば、チラスポリで宿泊する方がよいかも。

一応、宿はかなり少ないが、Benderでもアパートメントスタイルの宿はあるので(大体per night=3,000JPY)要塞まで徒歩で行けるという便利さはあります。

Bendery fortress – Historical military memorial complex

The Fortress of Bender is one of the most ancient installations in our region. Its history is unique. Even in XIII century, the Genoese vessels came up to here from the Black Sea, from the Fortress of Akkerman. The Genoese sailors and traders built the trading fortress to defend themselves and their…

気になるのは、ここまでのアクセス。どうやって向かうのかといいますと・・・。

中央バスターミナルからチラスポリ行きに乗ることが出来ます。

片道はおよそ2時間。本数は1時間に2‐3本程度発車しています。

チラスポリからBenderまで少し距離があるので、路線バスを利用するのが望ましいでしょうか。

Bendery Fortressは見ごたえのある要塞なので、時間がある人はぜひ訪れてみてくださいね。

Soroca(ソロカ)

最後に紹介するのは、ソロカという町になります。

ここはキシナウからおよそ150km離れたウクライナとの国境そばの小さな町。

かなり離れているので、おいそれと行ける場所ではありませんが、ここにも見どころがあります。

中世時代モルドバがモルダビア公国という国であったころ、時の王子スティーブン大王がソロカの町全体を軍事要塞化。

その時の一部が今もソロカ要塞として町のシンボルとなっています。

Bendery Fortressのような石造りの荘厳な建造ですが、あちらとは違いソロカ要塞には華やかさを感じさせる造りをしているように見えます。

その違いは、オスマントルコとモルドバ人の作り手の違いによるものなのかもしれません。

ドニエストル川が夕暮れに赤く染まる。

そんな景色をこのソロカ要塞から眺める瞬間は、物思いにふけるには格別ではないでしょうか。

ロック的まとめ

①モルドバの観光は1日目で市内名所、2日目で周辺のワイナリーを訪問することをおすすめします

②3日目・4日目ぐらいで地方都市への訪問も計画に入れてみてはどうでしょうか。

③お土産にも、モルドバ産ワインをぜひ♪

 

いかがでしたか。

モルドバはめったに訪れるような国ではございませんが、東欧の文化と観光地慣れしていない素朴な景色がそこにあります。

メジャーな国の「the 観光」気分に食あたり気味な旅マニアやバックパッカーにはぜひお勧めしたい国です。

ぜひ魅力的なモルドバを一度訪れて見ることをおススメいたします♪

最後までお読みいただきありがとうございました。ロックでした。

モルドバだけでなく、周辺の国も行ってみませんか?👇

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